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骨折り損のくたびれブログ

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骨を折ってしまった。

昨年の暮れも間近の11月25日、新宿の駅の改札の目の前で突然もんどりうって倒れた。

自分では何が起こったのかわからなかったが、suicaの入った小銭入れが宙に舞って仰向けにもんどりうって倒れた。

そのあと、息もできずに下を向いていた。

呼吸も荒く、混雑の中でじっとしているしかなかった。

目の前には家路に急ぐ人たちの足元しか目に入らない。

そして、自分の足の先には大きなキャリーカートが目に入った。

たぶん、そのキャリーバッグカートの隙間に巻き込まれたのだろう。

そして、そのカートの持ち主は立ち去ろうとしていた。

苦しくて痛くて声も出ない状態だったが何とか声を絞り出して

「黙っていくのか!」

という声で初めて人が立ち止まってくれたような気がする。

若い女性が二人立ち止まってくれ、駅の係員を呼んでくれた。

それから僕自身も少し気持ちが落ち着いて人ごみの中から這ってでも移動しなければと思い絡まった足を動かそうとしたが動かない、力が入らない。

倒れた時になにか変な音がした気もする。

グシャっというか何とも言えない音。

感覚でいうと硬いリンゴを齧ったt時のような感覚。

それから駅員さんや助けてくれた方の補助で運ばれてきた車椅子に腰かけてもらうのだが足を動かすと猛烈に痛い。

それでも何とか腰かけさせてもらった。

そしてやってきたのが警察官2名。

この警察官については後から書こうと思う。

救急隊員に運ばれて救急車へ。

そのあと僕を巻き込んだカートの持ち主がどういう風になったのかはこれも後から書こうと思う。

暮れの押し迫った時期と夕方という時間帯で救急で搬送する病院が見つからず1時間くらい救急車のサイレンを聞いていたような気がする。

最後まで見ず知らずの僕を見守ってくれた若い女性に感謝を伝えたい。

「本当にありがとう!」

今、事故から50日くらいたってリハビリに通っている。

少しずつ回復はしているがまだまだ普通に歩くのには困難がある。

いろいろな方のブログなども拝見させてもらいその方たちの経緯を参考に早く普通に歩けることを自分ながらに願っている。

気持ちの中に少しずつ余裕が生まれてきているので事故の経緯から普通に歩けるようになるまでを順を追って書いてみよう。

「歩けるって素晴らしい!」
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